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■ 小谷戸の里の”小さな花”   19.6.13   (ママコノシリヌグイ、オオカモメヅル、ゼニゴケ)

本当の「梅雨晴れ」。夏日とはいえ蒸し暑くないのはありがたい。

「小谷戸の里」で見つけた「小さな花」3種です。・・・「小さな花」と言えば? そう、双子姉妹「ザピーナツ」の歌った「Petite Fleur」を思い出す。え?「そんな歌知らない」人も多いでしょうね。


ママコノシリヌグイ   19.6.13   FUJIFILM X-T2 80mm/macro ISO800 1/125,F8
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        古民家前庭の花壇、叢の中で蕾を見つけた。
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        半ば開いた花に蟻がやって来ていた。


オオカモメヅル   〃   〃 ISO3200 1/100,F8
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        毎年、蔓を伸ばす株に小さな花が開いています。


ゼニゴケ(破れ傘)   〃   〃 ISO10000 1/200,F8
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        観察を続けてきた株(?)に花開いていた。
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        実際の眺めはジャングルのようです。と言っても、どれも1㎝mに満たない高さの「破れ傘」です。

        詳しくは ■ ゼニゴケ 破れ傘に花が咲いた?   18.6.23 をご覧ください。


by higirinikki2 | 2019-06-13 18:08 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ 苔 3種   19.3.17   (ジャゴケ、ホソバミズゼニゴケ、ゼニゴケ)

風が冷たいが、背中に受ける陽光は暖かい。そんな春の気候、春の蝶ルリシジミに出会えた。

小谷戸の里入り口の左手斜面ほかで春の苔3種を見つけた。詳しい説明をしたいところですが、拙速報告にとどめます。


ジャゴケ   19.3.17   FUJIFILM X-T2 80mm/macro ISO1600 1/60,F8
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        メルヘンの世界の「キノコのおうち」のようなものが生えてきつつあります。
        「雌器托」という生殖器官です。

        昨年の記事で詳しく解説していますのでご覧ください


ホソバミズゼニゴケ   〃   〃 ISO1600 1/50,F8
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        9年ぶりの再会です。モヤシのような器官<胞子体>が伸びかかっています。
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        出始めたばかりのようです。

        詳しくは過去記事を参照してください。


ゼニゴケ   3.16   〃 ISO800 1/125,F8
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        去年まで観察を続けていた群落があったのですが、
        目に余るほどはびこりすぎたせいか、退治されてしまい、
        辛うじて残されたものたちが復活しようとしています。
        栄養状態が悪いと出現する丸い器官<胚状体>が見えます。

        詳しい生態は こちら をご参照ください。


by higirinikki2 | 2019-03-17 20:30 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ ゼニゴケ 破れ傘に花が咲いた?   18.6.23

梅雨らしく、午前中の曇り空から大粒の雨が落ちてきて降り続いている。

おとといのクモタケ探しの途中、ゼニゴケの破れ傘に花が咲いたような姿を見つけた。初めは何とはわからずに撮影してきたもの。帰宅後、画像点検をしていて「これは”ゼニゴケ破れ傘”らしいけれど、この黄色いものはなんだろうと」と思って、ネット検索して「とても珍しいシーンを撮影したのだ」とほくそ笑むことができました。


ゼニゴケ 破れ傘に花が咲いた   18.6.21   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/80,F6.4
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        ゼニゴケのはびこった庭は、いかにも手入れをしていないように見えて、しかも根絶しにくいので、
        ゼニゴケは園芸家には嫌われ者の苔なのです。
        その伝で、古民家の縁石まわりに生えたゼニゴケも掻きとられることが多いのです。

         でも、観察対象としては生態には興味深いものがあるので、時々思い出しては観察しています。

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        この日も、クモタケを捜している時に「ゼニゴケはどうなっているかな?」と
        覗きこんだところ、椰子林のように固まっている「破れ傘」に黄色い花のようなものがついていた。


ゼニゴケ 造卵器から飛び出す黄色い胞子   〃   〃(trimming) ISO1600 1/60,F11
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        ゼニゴケは、無性生殖と有性生殖のどちらかの方法で繁殖している。
        「破れ傘」が見られるのは後者の場合なのだが、
        下の画像「雄器托」から雨の日に泳ぎ出た精子が
        「雌器托」である破れ傘の下にある「造卵器」にたどり着いて受精して、
        やがて胞子となって晴れた日に袋を破って空に飛び出ていくのだそうです。

        おととい見た黄色い花は、まさに胞子が飛び出ようとしているところだったようです。
        白い部分は胞子が飛び出た抜け殻になった「造卵器」らしい。


ゼニゴケ 雄器托   〃   〃(trimming) ISO1600 1/100,F6.4
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        ゼニゴケは雌雄異株で「破れ傘」ができるのは、雌株。周囲に雄株がないか画像を見てみると、
        ありました。開いた雨傘のように見えるのが雄株にできた「雄器托」です。
        傘の上に溜まった雨水の中に精子が泳ぎだして、やがてあふれ出る雨水とともに
        「雌器托」である「破れ傘」に泳ぎつくという仕組みらしいのです。


        その仕組みについては ■ ゼニゴケ   16.4.18 で記事にしています。ご覧ください。


by higirinikki2 | 2018-06-23 18:03 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ ゼニゴケ   17.3.27

午前中は真冬の気候。気温5℃位、冷たい強い雨と強風で嵐の感じ。いつになったら「サクラサク」春になるのだろうか。

古民家の犬走りの石の隙間の地面にゼニゴケがへばりついて、隙あらば繁殖域を広げようと1年中がんばっている。雨の少なかったこの冬は干からびそうに見えたが、3月半ばから威勢を取り戻したようだ。まだ盛りではないが、経過報告です。

        詳しくは 過去記事 ■ ゼニゴケ   14.4.1 を参照ください。


ゼニゴケ 葉状体   17.3.5   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/100,F8
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        葉のような姿をしているから「葉状体」というのか?
        アメーバが触手を伸ばして食い取ろうとしているかのよう。ちょっと不気味な印象も。


ゼニゴケ 杯状体   3.24   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO3200 1/250,F8
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        ゼニゴケは基本は雌雄異株ですが、栄養状態によって生殖活動が変わるようです。
        この葉状体は栄養状態が悪く、写真の杯のような器の中に無性芽が形成され、周辺に放出されて無性的に繁殖するらしいです。


ゼニゴケ 雄器托   〃   〃  1/250,F8
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        この「葉」は雄株で、先端には傘のように見える器官が伸びて、精子を放出する。


ゼニゴケ 雌器托   〃   〃  1/250,F8
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        この「葉」は雌株(と思われる)で、先端には今の時期は豆粒のように見えるが、
        成長して破れ傘のように見える器官になる。その下面に卵子をつくる造卵器ができる。
        受精してできた胞子と弾糸は1細胞層の壁に包まれ、蒴の先端が不規則に裂開することで分散する。


        「破れ傘」の画像がありましたので紹介します。

〃 「破れ傘」   16.5.3   〃 ISO800 1/200,F4.5
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        「椰子の木」のようにも見えますね。

by higirinikki2 | 2017-03-27 18:09 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ ゼニゴケ   16.4.18

月2回の早朝歩き、今朝は夏日になる予想通り暑ささえ感じた。

園内某所、ゼニゴケがいついた箇所があり観察を続けている。途中報告です。


杯状体   16.4.6   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/85,F8
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        ゼニゴケは、苔類に属するコケ植物で、茎と葉の区別が曖昧な、いわゆる葉状体である。
        また、裏側の中央より仮根を伸ばし、地表に密着する。そのせいで、引き抜きにくく手に負えない邪魔者と思われやすい。

        通常、ゼニゴケの葉状体は、「杯状体」という独特の構造を持つ。
        この杯状体からは両側が窪んだ、円盤状の無性芽が形成され、周辺に放出されて無性的に繁殖する。
        杯状体(無性生殖の器官)が葉状体の上面中央の各所にでき、無性芽(栄養繁殖器官)がこの中に形成される。


        ゼニゴケも、条件がよければ有性生殖を行う。雌雄異株で、葉状体(茎と葉の区別のない植物体)には雌株と雄株がある。


雄器   3.18   〃   1/15,F8
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        ゼニゴケのことを思い出して観察を始めた1か月前の姿です。
        すでに雨傘のような姿をしています。
        一方、次に見える雌器は、まだポチッとした粒の状態にすぎません。

        雄器は雄株の葉状体の先端にでき、柄は短く、精子をつくる雄器床は浅い水盤状、波状縁で、上に水が溜まるようになっている。 (3.23)
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        雄株の隣りでは、雌器が大きくなってきています。(4.1)
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        雌器は雌株の葉状体の先端にでき、柄は長く、仮根溝は2条、傘状の雌器床は6~10深裂し、裂片は指状。
        俗に「破れ傘」の名がある。この下面に卵子をつくる造卵器がある。
        受精してできた胞子と弾糸は1細胞層の壁に包まれ、蒴の先端が不規則に裂開することで分散する。


        手前に杯状体が、後方に大きくなった雌器が見えます。(4.6)
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雄器   4.6   〃   ISO1600 1/160,F8
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        同じ 4.6 の雄器です。

雌器   4.15   〃   ISO1600 1/80,F8
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        ずっと観察を続けているのだが「破れ傘」の状態にならない。
        いつ、そうなるのだろうか?観察を続けます。

上記の黄字説明文は「樹の散歩道 ゼニゴケの織りなす美しきミニチュアワンダーランド」 より引用させていただきました。

なお、有性生殖の様子はNHK教材 「雨の出会い ゼニゴケの秘密」 でご覧いただけます。

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by higirinikki2 | 2016-04-18 20:39 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)