<   2018年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

■ 水田まわりの草 3種   18.6.30   (タコノアシ、ミズニラ、クワイ)

6月30日は1年の半分の終わりの日。舞岡八幡では、「夏越の祓(なごしのはらえ)」に行なう行事「茅の輪くぐり」が行われる筈です。
知ってはいたものの、真夏日の予想される今日、出かけるのを躊躇わせるに十分の朝からの暑さでした。
10年も前の紹介記事をご覧ください。   ■ 舞岡八幡宮 夏越しの大祓え   08.6.30

きのうの散策で、24番田んぼが整備されて「水田まわりの草 3種」が目立ちました。


タコノアシ   18.6.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/250,F8
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        水田や湿地が生息環境である草ですが、環境改善・整備がすすんだ結果「準絶滅危惧種」に指定されている。
        園内ではスタッフの努力により徐々に増えています。
        見かけても、枝払いなどしないでくださいね。 


ミズニラ   〃   〃 ISO400 1/200,F8
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        こちらも、同じ理由で「準絶滅危惧種」に指定されている草です。
        地味な姿をしています。田んぼ作業に入るボランティアさん、気を付けてくださいね。


クワイ   〃   〃 ISO400 1/200,F8
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        オモダカとそっくりの姿をした花をつけるので、混じっているかもしれません。
        本当のクワイなら、収穫祭などに提供されてもいいかも。


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by higirinikki2 | 2018-06-30 18:22 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ ヤマシロオニグモを狩る オオシロフクモバチ   18.6.29

日本・ポーランド戦、見ましたよ!最後のパス回しシーン、いろいろ見方あるだろうが、勝算あるギャンブルだったと思うと、西野監督の意志の強さを讃えたいと思う。

「梅雨明け宣言」があった。6月中の梅雨明けは、「梅雨明け宣言」を始めてからでは最速だという。数日前からそれらしい天気が続いていたが、宣言が出ると一層暑く感じる。
その炎天下に散策に出るとは「気違い沙汰」と思う。収穫は、狩り蜂にであったことです。
蜘蛛を狩るオオシロフクモバチで、以前も記事に取り上げています。今日は、巣に運ぶのではなく変な行動をしていました。


ヤマシロオニグモ を狩る オオシロフクモバチ   18.6.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/250,F8
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        「シリアゲコバチ」を観察しようと切株椅子を見ていると、大型の黒い蜂が獲物を引きずって歩いているのに気づいた。


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        引きずる先は巣穴かな?と思ったら、草の先に引き上げて落ち着かせようとしている。
        この蜘蛛は「ヤマシロオニグモ」の雌のようです。

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        隣りの草が適しているようで、なんとか絡めて動かないようにしようとしている。

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        ようやく気にいる格好で蜘蛛を収めたようで、どこかへ飛んで行ってしまった。
        帰ってくるところを待ったのだが、だいぶ経っても戻ってこなかった。
        覚えておいて、暇(時間が経ったら?)ができたら取りに来るのだろうか?

        この蜂は「オオシロフクモバチ」だと思います。
        この蜂が「ゴミグモ」を狩っているシーンは以前紹介していました。 ■ ゴミグモを狩るオオシロフクモバチ   16.5.13


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by higirinikki2 | 2018-06-29 19:18 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 小さな花 3種   18.6.28   (ハエドクソウ、ミズヒキ、ヤマハッカ)

朝方、小雨が降ったようで地面が濡れていた。
サッカーワールドカップにはまって、夜中の1時頃まではTV生中継を、以後の試合は録画して翌日の昼間に見る、という生活をしている。今晩は、いよいよ日本の3試合目でリーグ突破のかかった試合、見ずにおかりょうか。

というわけで、在庫写真が少なくなってきた。暗い所で咲いて、細長い茎が風に揺れて、撮影しにくい花3種です。おざなりな撮影で、すみません。 


ハエドクソウ   18.6.26   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/160,F8
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        この花には何度も撮影挑戦したが、いつも風に揺れて写しとめられない。
        ご覧のように蕾が残り少なくなっていました。


ミズヒキ   〃   〃  ISO1600 1/200,F8
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        濃い赤が綺麗だったので、ストロボで写しとめてみました。
        本当は「水引」に見える、白い花裏も同時に写したいのですが、叶いませんでした。


ヤマハッカ   6.19   〃  ISO400 1/60,F8
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        それほど小さい花ではないのだが、風に揺れるのは一緒でうまく撮れません。


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by higirinikki2 | 2018-06-28 17:27 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ 梅雨時の花 3種   18.6.27   (ハンゲショウ、チダケサシ、オカトラノオ)

今日も真夏日に。炎天下の散策は3日目は休養日にしたほうがよい。

空梅雨気味だが、この季節の花といえば・・・。


ハンゲショウ   18.6.21   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/120,F6.4
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        古民家裏庭で年々増えているようです。
        「半夏生」または「半化装」、いわれがありそうな名前です。 


チダケサシ   6.25   〃 ISO400 1/2000,F5.6
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        収穫したチダケ(乳茸)を刺して持ち帰ったのが名前の由来とか。
        チダケは見たことがない。


オカトラノオ   〃   〃 ISO1600 1/500,F5.6
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        「丘虎の尾」、これも曰くありげな名前ですね。
        アサギマダラがやって来ないか、いつも期待して通るのですが、
        以前会ったのは何年前のことか。


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by higirinikki2 | 2018-06-27 18:14 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ ヒトツバハギ 雌株の果実   18.6.26

もう梅雨明け宣言が出そうな暑い日に。散策も辛いものがある。少ない収穫物の中から地味~な話題です。

「ヒトツバハギ」6月3日に記事にした時、「雌雄異種」の雄株ですから、実はつきません。雌株を見つけて紹介できればいいのですがと書きました。
その雌花と果実を見つけたのです。


ヒトツバハギ 雌株   18.6.26   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/60,F8
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    筑波実験植物園「植物図鑑」より引用させていただきます。

    ヒトツバハギ  ミカンソウ科
     5月から7月にかけて、開花期が3回ほどに分かれて見られます。
    丘陵地の斜面や疎林に生える落葉低木。雌雄異株で高さ2-3mになる。
    よく分枝し、枝は細く、長くしだれる。若い枝は淡緑色ときに紫褐色を帯びる。
    両面無毛の葉はは長楕円形で、縁は全縁であるが小さく波打ち、互生する。
    葉腋に花冠のない淡黄色の小さな花をつける。果実は扁平な球形で熟すと6個の種子を弾けて散布する。



ヒトツバハギ 果実   〃   〃 ISO400 1/80,F8
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ヒトツバハギ 雌花   〃   〃(trimming) ISO400 1/80,F8
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        枝の先の方には雌蕊が目立つ雌花もついていました。


        6月3日の記事を再掲します。

ヒトツバハギ   〃   〃 ISO400 1/40,F8
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        これも「小川アメニティ」で目の高さの枝に雄花がいっぱい咲き始めていました。
        「雌雄異種」の雄株ですから、実はつきません。
        雌株を見つけて紹介できればいいのですが。

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by higirinikki2 | 2018-06-26 18:59 | 舞岡公園の草木 | Comments(2)

■ コバノカモメヅルとオオカモメヅル   18.6.25

このまま梅雨が明けてしまうのではないかと思うほど、夏の暑さがきた。しばらく続きそうだ。

園内某所でコバノカモメヅルの花が咲き始めた。一方のオオカモメヅルも、蔓が伸びて花の撮影が容易になった。両方とも果実がつくといいのですが。はたして・・・。


コバノカモメヅル   18.6.25   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/500,F8
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        ネコヤナギの細い木に絡んだ蔓が高く伸びて、その先に花がついている。


オオカモメヅル   〃   〃  ISO400 1/60,F11
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        こちらは何に絡んでいるのかよくわからないが、蔓が表面に出てきたので花が目立つようになった。
        草刈りには遭わないで毎年生えてくる。


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by higirinikki2 | 2018-06-25 18:47 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ シジミチョウ 3種   18.6.24   (ヤマトシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ)

また梅雨の晴れ間?久しぶりに、卒業した下町の高校の同窓会「T交会」総会・懇親会にでかけてきた。記念講演は、8年後輩の霊長類学の権威・松沢哲郎教授の「心の進化を探るーはじめての霊長類学」。動画を交えての講話は、初心者向けで分かりやすいものだった。

ちょっと「箸休め」に吸蜜中のシジミチョウの姿をご覧ください。


ヤマトシジミ   18.6.21   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/200,F8
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        イタドリの小さな花を渡り歩いて吸蜜する黒っぽい姿をしている。


ルリシジミ   6.19   〃  ISO400 1/200,F8
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        この花はミツバだったかな?これも小さな花です。蜜なんてあるのかな?。


ベニシジミ   6.13   〃  ISO1600 1/640,F6.4
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        このベニシジミは今年の二化目の夏型でしょうか?
        咲き始めたヒメジョオンの花に2頭がとりついて吸蜜中でした。



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by higirinikki2 | 2018-06-24 22:03 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ゼニゴケ 破れ傘に花が咲いた?   18.6.23

梅雨らしく、午前中の曇り空から大粒の雨が落ちてきて降り続いている。

おとといのクモタケ探しの途中、ゼニゴケの破れ傘に花が咲いたような姿を見つけた。初めは何とはわからずに撮影してきたもの。帰宅後、画像点検をしていて「これは”ゼニゴケ破れ傘”らしいけれど、この黄色いものはなんだろうと」と思って、ネット検索して「とても珍しいシーンを撮影したのだ」とほくそ笑むことができました。


ゼニゴケ 破れ傘に花が咲いた   18.6.21   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/80,F6.4
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        ゼニゴケのはびこった庭は、いかにも手入れをしていないように見えて、しかも根絶しにくいので、
        ゼニゴケは園芸家には嫌われ者の苔なのです。
        その伝で、古民家の縁石まわりに生えたゼニゴケも掻きとられることが多いのです。

         でも、観察対象としては生態には興味深いものがあるので、時々思い出しては観察しています。

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        この日も、クモタケを捜している時に「ゼニゴケはどうなっているかな?」と
        覗きこんだところ、椰子林のように固まっている「破れ傘」に黄色い花のようなものがついていた。


ゼニゴケ 造卵器から飛び出す黄色い胞子   〃   〃(trimming) ISO1600 1/60,F11
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        ゼニゴケは、無性生殖と有性生殖のどちらかの方法で繁殖している。
        「破れ傘」が見られるのは後者の場合なのだが、
        下の画像「雄器托」から雨の日に泳ぎ出た精子が
        「雌器托」である破れ傘の下にある「造卵器」にたどり着いて受精して、
        やがて胞子となって晴れた日に袋を破って空に飛び出ていくのだそうです。

        おととい見た黄色い花は、まさに胞子が飛び出ようとしているところだったようです。
        白い部分は胞子が飛び出た抜け殻になった「造卵器」らしい。


ゼニゴケ 雄器托   〃   〃(trimming) ISO1600 1/100,F6.4
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        ゼニゴケは雌雄異株で「破れ傘」ができるのは、雌株。周囲に雄株がないか画像を見てみると、
        ありました。開いた雨傘のように見えるのが雄株にできた「雄器托」です。
        傘の上に溜まった雨水の中に精子が泳ぎだして、やがてあふれ出る雨水とともに
        「雌器托」である「破れ傘」に泳ぎつくという仕組みらしいのです。


        その仕組みについては ■ ゼニゴケ   16.4.18 で記事にしています。ご覧ください。


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by higirinikki2 | 2018-06-23 18:03 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)

■ 小谷戸の里の目立たぬ花 3種   18.6.22   (オオカモメヅル、ジャノヒゲ、ウマノスズクサ)

梅雨の晴れ間、蒸し暑い。家事手伝いで散策はお休みに。

小谷戸の里の内で、指摘されなければ見つけにくい花が咲いている。


オオカモメヅル   18.6.13   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/100,F8
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        似た名前のコバノカモメヅルとの見分けが難しい花だ。
        「多年草」だろうか、毎年同じ場所に生えてくるので、知っていれば見つけられる。


ジャノヒゲ   6.19   〃  ISO400 1/60,F8
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        こちらは葉を掻き分けて開花しているかどうか確認しないと見つからない。


ウマノスズクサ   6.21   〃  ISO1600 1/40,F7.1
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        一昨年はジャコウアゲハの幼虫が群がっていたウマノスズクサですが、
        今年は、なぜか幼虫の姿が見えない。
        無事に、この花に果実がつくだろうか?


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by higirinikki2 | 2018-06-22 18:47 | 舞岡公園の草木 | Comments(2)

■ クモタケ   18.6.21

降り続いた雨は夜半に上がったが、一日中、今にも降ってきそうな曇り空が続いた。

最近、注目している 「舞岡公園ブログ まい通信」 のきのう20日の記事で「クモタケ」が紹介されていた。
「これは撮影に行かなくては」と雨用心の傘持参ででかけてきた。自力で見つけ出して、編集者である事務所スタッフYaさんに「見つけましたよ」と画像確認してもらった。ところが、きのうのクモタケとは違っていて、所在を教えてもらって見つけに行くと、さらに今日出たと思われる新鮮個体を見つけ、結局3本を撮影することができました。


クモタケ 1   18.6.21   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/30,F11
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        自力で見つけた最初の個体です。
        横に伸びていて足元がはっきり見えませんでした。


クモタケ 2   〃   〃 ISO1600 1/10,F11
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        こちらが「まい通信」に掲載された個体です。
        きのう、草取りボランティアさんが見つけた時に、触ったら粉が舞い上がったというものです。


クモタケ 3   〃   〃 ISO1600 1/160,F11
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        上の2のすぐ傍にあった。Yaさんによれば「きのうは出ていなかった」そうで、新鮮個体のようです。


        「クモタケの不思議」は、3年前の下記記事をご覧いただくとお判りいただけると思います。


■ クモタケ   15.6.26
本格的に梅雨になるのだろうか、昼間は雨にはならないようなので散策に出た。散策のお仲間が「ラミーカミキリがまだいるはず」と案内してくれたが、「きのうはいたのに」という結果におわった。すぐに雨が降り出したので、急ぎ帰宅。

きのう、小谷戸の里で事務所のKoさんから、クモタケを教えてもらった。事務所の新人Sa君が見つけたとのこと。


クモタケ   15.6.25   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/640,F8
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        こんな所に棍棒のように生えているキノコ。事前の知識がなければ、一見しただけではキノコだとは思えない姿をしている。


クモから生えていた
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        となりにあった個体をSa君が取り出して、分解したものがあった。
        一見、冬虫夏草に思えるが、そうではないとのことだ。

       このクモは「キシノウエトタテグモ」で、地中に袋状の巣を作り、出入り口には戸のように開け閉めできる蓋をしている。
       獲物が近づけば掴まえて巣に引きづり込み、強い敵ならば巣に逃げ込んで蓋をしてしまう、という性質をもったクモだという。

       このクモに寄生するのがクモタケなのだそうだ。
       Sa君が分解したのは、右にキノコ本体があり、左に寄生されたキシノウエトタテグモがいて、
       全体は蜘蛛の糸で囲まれていたのを切り裂いたもの。

       クモタケ (森林総合研究所 森林生物情報より) 
       日本ではほとんどの場合キシノウエトタテグモに生じる。
       このクモは地中に筒状の巣を作り,地面との境である巣の上端は蓋がついている。
       このクモに感染したとき,この菌は巣の底にいるクモから長い菌糸の束を出し,蓋を押し開けて地上に伸び出し,
       その先端に粉状に多数の胞子を作る。梅雨明け頃に発生する。
       クモから伸びでている菌糸の束は一見,冬虫夏草を思わせるが,作られる胞子が無性的にできること,
       さらにCordyceps属ではないので冬虫夏草の仲間ではない。
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by higirinikki2 | 2018-06-21 19:09 | 舞岡公園のキノコ | Comments(0)