カテゴリ:舞岡公園の虫( 434 )

■ 晩秋の蛾 3種   18.12.18   (ニトリエダシャク、カバエダシャク、?)

暖かな冬の日が戻ってきた。園内某所に集まるカメラマンの数は増えて50人は超えているように見えた。今日は、新カメラに80mmマクロを装着して「冬芽・葉痕」撮影を試みてみた。その成果は、いずれ紹介しましょう。

在庫になっていた晩秋に現れる蛾たちです。


ニトリエダシャク   18.12.8   CANON PowerShot G7X 8.8-36.8mm ISO400 1/80,F8
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        尾根歩きの途中、擬木柵にとまっていた。

        和名   ニトベエダシャク
        開張   29~36mm
        分布   本州,四国,九州
        出現期 10~12月
        餌    不明
            幼虫はバラ科,ブナ科,カバノキ科,クワ科,ツツジ科,ニレ科,
            スイカズラ科,モクセイ科など多くの広葉樹の葉を食べる。
        解説   秋に出現するエダシャクの一種。 (「虫ナビ」より引用)


カバエダシャク   12.9   〃 ISO400 1/60,F11
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        トイレの壁にとまっていた。

        和名   カバエダシャク
        開張   35~47mm
        分布   北海道,本州,四国,九州
        出現期 10~11月
        餌    花の蜜など
            幼虫は広食性で10科以上の広葉樹の葉を食べる。
        解説   晩秋に出現するエダシャクの一種。 (同上)


   12.13   FUJIFILM X-S1 24-624mm() ISO400 1/80,F3.2
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        これもトイレの窓にとまっていた。
        同定困難につき諦めました。


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by higirinikki2 | 2018-12-18 17:54 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ コクサグモと卵嚢   18.12.11

昼間の気温が5~6℃と真冬並みの寒さ。曇り空で夕間近には雨が降り始めた。

園内某所では珍鳥(?)狙いの多勢のカメラマンが集まっていた。私もいたのですが、またの日に良い写真が撮れたら掲載します。
帰途、擬木に蜘蛛の卵嚢とそれを守る親がいた。「イオウイロハシリグモ」かと思ったが、その卵嚢は丸い球のはず。クサグモに似ていたが、その卵嚢は立方体。

ネット検索して「コクサグモと卵嚢」と確認できた。


コクサグモと卵嚢   18.12.11   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1250 1/160,F8
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        コクサグモの産卵期は9~11月で、木の葉、樹皮、石垣などの表面に薄い円盤状の白色卵のうを作る。
        親はその上にのって保護する。卵はそのまま越冬して翌年4月下旬にふ化する。
        1卵のう中の卵数は90~130個。

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        2本の黒い帯の中ほどに、細い白い筋が見えますか?
        クサグモには、この白い筋はないのです。


    参考

クサグモの卵嚢   17.9.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/25,F8
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卵のうを抱える イオウイロハシリグモ♀   14.9.8   FinePix F200EXR 6.4-32mm ISO200 1/105,F3.3
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        健気にも卵のうを守り、孵化した子供たちも近くで見守ってやる、
        イオウイロハシリグモは母親の鑑ですね。「本人」はどう思っているのでしょうね。


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by higirinikki2 | 2018-12-11 17:33 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ マダラニジュウシトリバ   18.12.10

真冬の寒さの1日。予報が外れたか、陽ざしがないと一層寒い。外に出る気がせず、「休養日」として何もしない1日に。

7日、クロスジフユエダシャクを追いかける最後の場面で、カメラお仲間の Ko さんにお会いすると「ニジュウシトリバがいましたよ」と教えられた。急いで駆けつけると、タイルにとまっていた。
意外に小さかったので、うまく撮影できなかった。折角のチャンスを生かせなかった悔いが残ります。


マダラニジュウシトリバ   18.12.7   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当)(trimming) ISO400 1/15,F8
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        •大きさ (開張)13mm前後
        •時 期 3-12月
        •分 布 北海道・本州・四国・九州

        淡褐色で、褐色の紋がある。翅には翅脈に沿って深い切れ込みがあり、
        4枚の翅に各6本、計24本の羽状枝が形成されている。
        まるで骨だけになった扇子のような姿だが、ふつうに飛ぶことができる。
        日中は、葉裏で静止していることが多い。成虫で越冬する。
        幼虫は、スイカズラの蕾を食べる。
(昆虫エクスプローラより引用)


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        「骨だけになった扇子」ですね。上の6本分が「前翅」、下の6本分が「後翅」にあたるのでしょうか。
        飛ぶ時は、この羽が鳥の羽のようにまとまって空気を煽るのでしょうね。


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by higirinikki2 | 2018-12-10 17:39 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ アカボシゴマダラ 越冬幼虫   18.11.30

今日も「木枯らし1号」は吹かなかった。何十年ぶりなのか。「小春日和」が続いている。

ルリビタキ詣での待ち時間に、アカボシゴマダラの越冬幼虫を探すことを思いついた。
越冬幼虫は、食草であるエノキの落ち葉に潜っているのと、エノキの幼木の枝や股の所に樹肌に紛れてついているのと、2つの越冬場所がある。「落ち葉」タイプは、屈んで地面の落ち葉を一つ一つひっくり返して見つけねばならず、厄介なので挑戦する気が起きない。
一方、「木の股」タイプは幼木を見つけて木の股を探せばよいので簡単だ。

その結果、きのうと今日で2つづつ4頭見つけることができた。


アカボシゴマダラ 越冬幼虫 その1   18.11.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1250 1/160,F8
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        案外簡単に、エノキの幼木の股の部分で見つけることができた。
        「背中に4対の突起、2つに割れた尻の先が開いている」ので、アカボシゴマダラの幼虫とわかる。
        「背中の突起が3対、尻の先が閉じている」のは、在来種のゴマダラチョウです。

〃 その2   〃   〃 ISO1600 1/80,F6.4
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        近くの幼木にも見つけることができた。

〃 その3   11.30   〃 ISO400 1/400,F8
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        主園路の山側、枝を切り落とされたエノキの若木の股にもいた。

〃 その4   〃   〃 ISO400 1/1250,F8
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        同じ木の近くの股にも。驚くほど樹肌に紛れていて、目を凝らさないと見つからないものです。


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by higirinikki2 | 2018-11-30 18:07 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ サトクダマキモドキ?   18.11.27

「木枯らし1号」はまだ吹かない。寒さを感じない「晩秋」の様相だ。

このところ散策に出ていないので、在庫から。「サトクダマキモドキ」だろうか、産卵管らしきものが透けて見えている。


サトクダマキモドキ   18.11.24   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/50,F8
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        擬木柵でしか見たことがない。いちど、草の中で見てみたいものです。


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by higirinikki2 | 2018-11-27 18:34 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ウラナミシジミ   18.11.24

きのうとかわって寒さがすすんだ。曇り空から時々陽射しが出る。「祭りがおわった」谷戸は案山子の姿が消えて冬景色になっていた。

残り少なくなったセンダングサには、こちらも残り少なくなったウラナミシジミが吸蜜に余念がなかった。


ウラナミシジミ   18.11.21   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/250,F8
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        陽が当たらない側からの画像です。

〃 (同一個体)   〃   〃  ISO400 1/2000,F8
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        陽が当たる位置にとまった。印象がずいぶん違いますね。


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by higirinikki2 | 2018-11-24 17:24 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 蜜を吸う虻と蜂   18.11.22   (キゴシハナアブ、オオハナアブ、セイヨウミツバチ)

朝は寒かったが、昼間はそれほど寒くはなかった。夕食は「おはぎ」。なんで?月曜日に見た「鶴瓶の家族に乾杯!」で、「おはぎ」が出てきた時に「ひさしく食べていないなー」と呟いたのを聞いた妻が、「それなら作ろうか」と応じてくれたのです。

冬間近の里山でわずかに咲いている花に、吸蜜する虻や蜂が羽音高く飛んでいました。


ビワの花にキゴシハナアブ   18.11.21   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/500,F8
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        道を歩いていると「ブーン」という羽音、上を見ると冬に花が咲く「ビワ」で、
        飛び回っているのは「キゴシハナアブ」のようでした。

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        飛んでいるところ。同定は不能ですが。


サザンカの花にオオハナアブ   〃   〃 ISO400 1/1000,F8
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        以前オオスズメバチがいた花ですが、この日はオオハナアブがいた。
        向こう側にいる虫は不明でした。


センダングサの花にセイヨウミツバチ   〃   〃 ISO400 1/320,F8
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        残り少ないセンダングサにいたのはセイヨウミツバチでした。


        おまけ  おはぎ
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by higirinikki2 | 2018-11-22 19:30 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 寄生蜂の繭   18.11.18

薄曇りの空から時々陽射しがあって「行楽日和」とか、園内を散策する人で賑やかだった。

今日も収穫がほとんどなく、しょんぼりと帰る途中木の幹に白いものを見つけた。


これは何?    18.11.18   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/80,F8
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        小さな米粒のような白いものが目に入ってきた。
        2列に整列しているようで、中が黒っぽく見えた。

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        拡大して見ると、中にあるのは毛虫(蛾の幼虫)に見える。


        コマユバチの仲間でしょうか、寄生蜂が毛虫が死なない場所に産卵して、
        孵った幼虫は毛虫の体を食料にして成長して、繭になったところだと思います。
        観察を続ければ、羽化するところも見られるかもしれません。

        過去記事に コマユバチに寄生されたタケカレハ がありました。
        ■ これは何だ?   13.7.10


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by higirinikki2 | 2018-11-18 17:06 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 晩秋の蝶 3種 (2)   18.11.17   (キタキチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ)

正しい「小春日和」の一日。鳥探しに出たのに「今日は鳥の姿がないなー」という声ばかりを聞く。

「虫の目」をこらしても、虫もほとんど見えない。蜘蛛に捕まった蝶まで総動員です。


キタキチョウ   18.11.17   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO200 1/320,F8
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        「成虫越冬」するキタキチョウですが、この個体はどうかな?
        これから配偶者を見つけて、もう一代あとが越冬するのだろうか?


モンキチョウ   〃   〃 ISO200 1/250,F8
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        ジョロウグモの網にかかってしまった哀れな個体です。眼が見えますが、まだ生きているのだろうか?
        手前に見える翅は ♂ の表翅なので、逆様に引っかかっている姿です。
        モンキチョウは「幼虫越冬」です。子孫は残しているのかな?


ベニシジミ   〃   〃 ISO200 1/320,F8
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        越冬形態はどうだったかな? 「幼虫越冬」です。
        元気に飛び回っていました。


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by higirinikki2 | 2018-11-17 17:25 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ バッタの仲間   18.11.15

抜けるような青空、冬空だ。鳥を求めて散策に出たが、いたのはアオジ、まだ用心深く藪の中で小さな実を啄んでいた。

緑色のバッタの仲間に会ったのだが、同定が難しい。


アオマツムシ   18.11.15   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/40,F8
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        夜の世界で大きな声で鳴いている。背中の両側に黄色い線がある。これは♀です。


   〃   〃  ISO1600 1/50,F6.4
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   〃   〃  ISO400 1/1000,F8
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        上の2頭ともに真横からの画像のため、背中の色合い・紋様がわからず、同定にいたりませんでした。


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by higirinikki2 | 2018-11-15 19:19 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)