2018年 09月 10日 ( 1 )

■ ヨツモンカメノコハムシ   18.9.10

雨雲が忙しく流れていて曇り空が落ち着かない。それでも青空も見えたので昼過ぎに散策に出た。案の定、小谷戸の里付近で大粒の雨が降り始めた。慌てて事務所に寄って、傘を借りて帰宅した。

狐久保の斜面で見慣れぬカメノコハムシに似た大柄の虫を何頭も見かけた。野生のアサガオと思われる葉を虫食い状態にしていた。
レンズの限界で精細画像が得られなかったが、どうも初見の「ヨツモンカメノコハムシ」と思われます。 

本来、沖縄以南の南方系生物でサツマイモの葉を食害する害虫。地球温暖化の影響か、九州から本州に侵入・北上を続けている模様。神奈川県では、2016年に初めて生息確認されている。舞岡公園では、昨年に観察された記録がある。今回、私も見つけてしまった。


ヨツモンカメノコハムシ   FUJIFILM X-T2 18-55mm ISO1600 1/50,F8
e0339873_17055155.jpg


   〃   〃 ISO3200 1/320,F4
e0339873_17055164.jpg
e0339873_17055166.jpg


   〃   〃 ISO3200 1/400,F4
e0339873_17055141.jpg
e0339873_17055136.jpg


 
ヨツモンカメノコハムシ 神奈川」で google 検索をかけると、トップで「病害虫発生予察特殊報(第4号) - 神奈川県」という報告書に行き当たる。 一部を抜粋すると、

発生経過 平成28年10月5日、神奈川県東部のノアサガオ群落で、ヨツモンカメノコハムシを確認したとの情報を受けた。
     ・・本種の神奈川県内での発生確認は初めてである。

生態   成虫出現期は、4~11月。ノアサガオが冬でも葉を付けている地点は繁殖および越冬場所になっていると考えられる。

寄主植物 本種はサツマイモ、ノアサガオ等のヒルガオ科植物を寄主植物とする。

防除対策
     (1)サツマイモにおける本種の発生生態は不明点が多いが、生育初期の被害は生育に影響する可能性があるので、発生に注意する。
     (2)サツマイモ圃場周辺のノアサガオを除去する。
     (3)発生が多い場合には、登録情報を確認して薬剤防除を行う。

この狐久保の園路の横はボランティア畑と、入口の向かい側には営農畑があり、現在まさにサツマイモが栽培されている。
早急の対策が必要と思われる。




[PR]
by higirinikki2 | 2018-09-10 17:42 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)