2018年 07月 27日 ( 1 )

■ 稲の花 おしべ   18.7.27

明日の台風関東直撃の前ぶれか、それほど気温は高くなく涼しい風も吹いている。

きのうの散策、稲の出穂が始まっている12時頃の田んぼでは「頴(エイ](いわゆる籾です)から閉め出しを食らったオシベが、それ自体が花のように風に揺れていた。


晩稲「満月餅」の田んぼ   18.7.26   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/500,F5.6
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        谷戸の奥側1~14番田んぼでは晩稲品種「満月餅」が育成されているが、
        早くも出穂している株も見受けられる。


自家受粉後、閉め出されたオシベ
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        ご覧のように、籾は閉じていて閉め出されたオシベが花のように見える。


イネの花は、雄しべの花粉が風の力で運ばれて受粉が行われる風媒花で、しかも、雄しべの花粉が同じ花の雌しべに付いて受粉する「自家受粉」という方式をとっているので、とても地味で目立たない。

 イネの開花と受粉は次のような順序で起こっている。
1)外側の穎(えい:もみがらになるところ)が開いて6本の雄しべが伸びる。
2)先端に付いている葯(やく)の下に穴があき,花粉が飛び散る。
3)花粉が穎の中に隠れている雌しべの柱頭に付着する。
4)花粉は胚に向かって花粉管を伸ばして受精が起こる。
5)受精が終わると穎が閉じる。
6)胚にどんどん養分が送り込まれ、子房が大きく膨らんでいく。

この日撮影したのは、上の 5) の段階です。
いつか、早起きして 1) の段階から全行程を記録したいと思っています。


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by higirinikki2 | 2018-07-27 20:36 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)