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■ 色名が入った蛾 3種   25.7.15   (キシタバ、オスグロトモエ、ウラベニエダシャク)

台風5号が去っても、南からの湿気が天気を悪くして、降ったり、晴れたり強風が吹きつける1日。休養日として画像の整理に充てる。

「色の名が入った蛾」の画像が溜まっていた。


キシタバ   25.7.11   OLYMPUS TG-6 f=5.4mm w/Flash ISO100 1/30,f/2.3
■ 色名が入った蛾 3種   25.7.15   (キシタバ、オスグロトモエ、ウラベニエダシャク)_e0339873_15483100.jpg
お仲間から所在を教えられて、コナラの樹液を吸っている個体に出会えた。人の気配を察したのか、翅を動かし始めた。慌てて1枚だけシャッターを切ったところで飛ばれた。お蔭で、普段は見えない後翅の黄色い紋様がチラッと写っていた。


オスグロトモエ ♀   〃   FUJIFILM X-T30 TAMRON18-300mm f=300mm ISO1250 1/320,f/8
■ 色名が入った蛾 3種   25.7.15   (キシタバ、オスグロトモエ、ウラベニエダシャク)_e0339873_15545536.jpg
下草の間から、こちらを睨んでいる目があった。目玉が小さく小柄な体。「オスグロトモエ」夏型♀のようです。

♂との出会いは少ないのですが、種名の由来となった「黒い」姿をご覧いただきましょう。

オスグロトモエ 夏型 ♂   15.7.24   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/160,F7.1
■ 色名が入った蛾 3種   25.7.15   (キシタバ、オスグロトモエ、ウラベニエダシャク)_e0339873_18171983.jpg
        アゲハが飛んできたのかな?と思ったら、藪の中に飛び込んだ。
        レンズを突っ込み、フラッシュを焚いた。


ウラベニエダシャク   7.12   OLYMPUS TG-6 f=8.4mm ISO500 1/200,f/3.1 EXP-0.7
■ 色名が入った蛾 3種   25.7.15   (キシタバ、オスグロトモエ、ウラベニエダシャク)_e0339873_16014707.jpg
近くで一斉に羽化したとみえて、5~6頭の個体がいた。撮り方によって、本物より綺麗に見える。

■ 色名が入った蛾 3種   25.7.15   (キシタバ、オスグロトモエ、ウラベニエダシャク)_e0339873_16054449.jpg
とまっていた枯れ葉を持ち上げたら、離れずにしがみついていたので、裏翅が撮れた。それほどには「紅色」には見えませんね。


# by higirinikki2 | 2025-07-15 17:07 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ フタトガリアオイガ   25.7.14

台風5号が東方海上を通過、朝方から雨が降ったり止んだり、晴れたりの落ち着かない天気に。2階の孫娘が、小学校の修学旅行で1泊2日で日光方面に出かけたが、悪天にたたられそうで可哀想だ。

きのうの「田の草取り」の帰り道、草陰に見慣れぬ蛾を見つけた。毎年、芙蓉の葉に群れる蛾の幼虫の、成虫姿だということだった。


フタトガリアオイガ   25.7.13   OLYMPUS TG-6 f=13mm w/Flash ISO100 1/60,f/3.9
■ フタトガリアオイガ   25.7.14_e0339873_18362892.jpg
■ フタトガリアオイガ   25.7.14_e0339873_18362988.jpg
黄色い地に赤黒い幾何学模様の筋。初めて見る蛾です。

和 名   フタトガリアオイガ     (「虫ナビ」より引用・借用)
       別名:フタトガリコヤガ
開 張   32~40mm
分 布   本州,四国,九州,屋久島,南西諸島
出現期   5~9月
餌     花の蜜
      幼虫はアオイ科(フヨウ,ムクゲ,アオイ,ハマボウ,オクラ)の葉を食べる。
解 説   アオイガの一種。
      地色は淡黄色で、前翅の内横線と外横線は中央付近で外側に尖る。
      前翅の外縁沿いは褐色。
      以前はコヤガ亜科に分類されていたが、アオイガ亜科に変更されたことで和名も改められた。
      幼虫は緑色で背中に黄白色の線がり、各体節に1対ずつ大きな黒紋、後方に赤い紋がある。
      ただし、模様には個体変異が多い。


幼虫は、園内の芙蓉の葉に毎年出現していて、当ブログにも別名の「フタトガリコヤガ」で登場していた。
不思議なことに、成虫には出会っていななかったのです、

フタトガリコヤガ   23.10.2   OLYMPUS TG-6 f=18mm w/Flash ISO100 1/100,f/4.9
■ フタトガリアオイガ   25.7.14_e0339873_18315724.jpg
芙蓉の葉を食い尽くす勢い、成長も早い。


# by higirinikki2 | 2025-07-14 18:48 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 2回目草取り と 炊き出し   25.7.13

今日は、「手作り」コメ作り作業の2回目の草取り。例年「年寄り」を理由に不参加をしていたが、ことしは「炊き出し」があるということで参加してきた。
明日は弱い台風がやってくるとか、その前の「夏日」はそれほど暑くはなかった。夏の炊き出しは8年ぶり、椎茸のダシが効いた「谷戸汁」が美味しかった。


草取り風景   25.7.13   OLYMPUS TG-6 f=4.5mm IO100 1/320,f/2.8
■ 2回目草取り と 炊き出し   25.7.13_e0339873_19085340.jpg
「田んぼ雑草」がだいぶ蔓延っていました。

■ 2回目草取り と 炊き出し   25.7.13_e0339873_19085464.jpg
「炊き出し」に人手を取られたか、広すぎる田んぼに少ない人員で頑張りました。

■ 2回目草取り と 炊き出し   25.7.13_e0339873_19085449.jpg
雑草が無くなった田んぼ。

■ 2回目草取り と 炊き出し   25.7.13_e0339873_19085483.jpg
もち米「マンゲツモチ」と「ミドリモチ」と「古代米」のおこわ飯と谷戸汁。

■ 2回目草取り と 炊き出し   25.7.13_e0339873_19085440.jpg
「いただきます」の前のみんな。


# by higirinikki2 | 2025-07-13 19:19 | コメ作り | Comments(0)

■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)

関東地方に寒気が蔽って過ごしやすい気温の日に。じきに、また暑い日にもどるのだろうが。
久しぶりにお仲間の皆さんの顔が揃った。虫たちも勢揃いして、はくれないか。

外来種の「チュウゴクアミガサハゴロモ」が跋扈している。在来種との闘いは無さそうだが、気分は良くない。中国由来といえば「ガビチョウ」や「コジュケイ」の声が煩いし。


ベッコウハゴロモ   25.7.11   OLYMPUS TG-6 f=15mm ISO100 1/125,f/4.3 EXP0.7
■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)_e0339873_18053811.jpg
久しぶりに見た感がする。「鼈甲」との関係は、知らない。

和 名   ベッコウハゴロモ   (「虫ナビ」より引用・借用)
体 長   6~9mm 翅端まで:9~11mm
分 布   本州,四国,九州,対馬,屋久島,口永良部島,徳之島,沖縄島,石垣島
出現期   7~10月
餌     クワ,ウツギ,クズなどの汁 幼虫も同様。
解 説   ごく普通に見られるハゴロモの仲間。
      黄褐色~茶褐色に2本の白い帯模様、翅の後方には1対の黒紋がある。
      幼虫は腹部先端から糸状の淡黄色のロウ質物を分泌する。


アミガサハゴロモ   〃   〃  f=18mm w/Flash ISO100 1/60,f/3.9
■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)_e0339873_18053897.jpg
こちらも「お久しぶりね」かな?黒光りして見えるのは、変異の内でしょうね。

和 名   アミガサハゴロモ
体 長   7~9mm 翅端まで:10~13mm
分 布   本州,四国,九州,対馬,沖縄島
出現期   7~9月
餌     カシの汁 幼虫も同様。
解 説   ウグイス色をしたハゴロモ。体色はウグイス色~灰色まで変異がある。
      細かい網目状の翅脈があり、翅の外縁中央に白い紋がある。
      近年本種とよく似た中国原産のチュウゴクアミガサハゴロモが国内に侵入しているが、
      チュウゴクアミガサハゴロモの体色は鉄サビ色であることや白紋の形状が異なることで判別できる。


チュウゴクアミガサハゴロモ   〃   〃  f=15mm (trimming) w/Flash ISO100 1/80,f/4.3
■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)_e0339873_18053804.jpg
■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)_e0339873_18053841.jpg
下の写真のように、茎の部分に群れているシーンが多い。

和 名   チュウゴクアミガサハゴロモ
体 長   約10mm 翅端まで:14~15mm
分 布   本州出現期5~11月
餌     広葉樹の汁 幼虫も同様。
解 説   中国から来た外来ハゴロモ。
      アミガサハゴロモによく似るが、本種の体色は鉄サビ色で、前翅の白紋の形状が異なる。
      2018年頃から国内に侵入したとされる。


?ハゴロモ 幼虫   〃   〃  f=18mm ISO100 1/160,f/3.8
■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)_e0339873_18140521.jpg
正面顔が見えれば、目に縞目があれば「ベッコウハゴロモ幼虫」、無ければ「アミガサハゴロモ幼虫」と、わかるのだが。


■ ハゴロモ幼虫?   22.7.10    3年前の記事では「チュウゴクアミガサハゴロモ」の名称は決まっていなかったので「?」付にしています。

今年も出会いました。アミガサハゴロモ幼虫に似て非なる虫です。ネットを見ても、外来種?というだけで確定はしていないようです。


ハゴロモ幼虫?   22.7.8   OLYMPUS TG-6 f=18mm ISO320 1/320,F4.5
■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)_e0339873_18271504.jpg
■ ハゴロモ 3種   25.7.12   (ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ)_e0339873_18271538.jpg



# by higirinikki2 | 2025-07-12 18:36 | 舞岡公園の虫 | Comments(1)

■ 羽化直後の ウラギンシジミ   25.7.11

梅雨前線が南下通過して、夜中に雨がふった。気温が一気に下がって、普通の「夏日」になった。

曇り空の下、散策に。葉にしがみついたウラギンシジミに出会った。蛹を見たことが無かったので、最後まで「羽化直後」とは気づかなかったのです。「これが蛹だ」と知っていれば、もっと良い画像にできたのに。


ウラギンシジミ   25.7.11   OLYMPUS TG-6 f=7mm w/Flash ISO100 1/125,f/2.7
■ 羽化直後の ウラギンシジミ   25.7.11_e0339873_18181894.jpg
葉にしがみついている白い蝶を見つけた。死んでいるのかな?と思いながら撮ったら、肢を動かしたので撮影を続けた。

■ 羽化直後の ウラギンシジミ   25.7.11_e0339873_18181727.jpg
「手前にあるのは何だろう?」と思いながら撮影。

■ 羽化直後の ウラギンシジミ   25.7.11_e0339873_18181788.jpg
この画角で「ウラギンシジミだ」とわかった。

■ 羽化直後の ウラギンシジミ   25.7.11_e0339873_18181740.jpg
「手前の物もちゃんと撮っておこう」


帰宅後、検索して「羽化直後のウラギンシジミ」で、手前の物は「蛹の抜け殻」だとわかた。
もう、これからは「これは蛹」と思うことにします。


# by higirinikki2 | 2025-07-11 18:31 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)