カテゴリ:舞岡公園の虫( 204 )

■ 蟻とアブラムシの「共生」   16.10.26

また暑い日に戻った。戸塚駅周辺の用事で出かけたら、上着のいらない暖かな風が吹いていた。

畦道の赤くなったタコノアシを撮影しようと覗き込んだら、数匹の大きな黒い蟻が動き回っていた。
小さくて肉眼ではよく見えないが、びっしりとついたアブラムシから甘露を貰っているようだった。
蟻は、アブラムシをテントウムシなどから守ってやるかわりに、甘露を貰っているのだ。この両者の関係を「共生」という。

というのは、生物学の初歩中の初歩のことらしい。
学生時代、「生物」という科目をしっかり勉強しなかった私が、こんなブログで偉そうなことを言って(書いて)いるのが、なんとも不思議なことなのですが。


クロヤマアリとアブラムシ   16.10.25   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/1000,F4.5
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by higirinikki2 | 2016-10-26 17:40 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ クロコノマチョウの蛹と羽化(2)   16.10.23

また秋の空に戻った。晴れた日の虫や鳥の動きを期待して散策に。小谷戸の里では脱穀作業で賑やかだった。

古民家裏手の池で観察を続けていたクロコノマチョウの蛹から羽化したばかりと思われる蝶がとまっていた。


クロコノマチョウ   16.10.23   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO640 1/100,F8
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        しっかり翅がピンと伸びていた。
        羽化して時間は経っているyぷです。
        その下に3つの蛹の抜け殻が見えますか?最下段の写真では右端の透明なのが、この蝶の抜けたものです。


きのうの蛹   10.22   〃    ISO1600 1/125,F8
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        きのうの姿、右端の蛹が黒くなっていたので、「そろそろかな?」と思いました。


11日前の蛹   10.12   〃    ISO400 1/80,F8
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        気がついた時の状態、綺麗な緑色をしていました。 この日の記事もご覧ください。
        左の2つは、すでに抜け殻になっていました。

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by higirinikki2 | 2016-10-23 19:03 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ホシホウジャク   16.10.22

今にも降ってきそうな曇り空に、「〇心と秋の空」とはよく言ったものです。

なんとなく足がだるい(足踏み脱穀のせい?)が散策に。園内にいっぱい生えているアザミの花にやってくるホシホウジャクの撮影に挑戦するも、敗北かな?


ホシホウジャク   16.10.22   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/500,F5.6
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by higirinikki2 | 2016-10-22 18:09 | 舞岡公園の虫 | Comments(2)

■ 菌類に寄生された幼虫   16.10.19

すこし雲がかかっているが、10月半ばらしい気温で気持ち良い日でした。

12日の散策で出会った不思議な姿をした虫についての話です。


イノコヅチの果実にしがみつくようにしている蛾の幼虫   16.10.12   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/58,F8
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        この不思議な姿をした虫について、どうにも調べかつかなかったので、
        「昆虫ブログ むし探検広場」に投稿、質問をしました。

        幸運にも回答記事が17日付で掲載されました。
        その質問と回答のやりとりを、「昆虫ブログ むし探検広場」管理者様のご了解をいただきそのまま転載いたします。

from ひろしさん

こんにちは!いつも楽しく、しかし勉強になるなと思いながら拝見しています。
今日、イノコヅチの果実にしがみつくようにしている蛾の幼虫と思われる虫に出会いました。
3年前に、「コマユバチに寄生されたタケカレハ」に出会ったことがあるのですが、今日のこれは「毛の生えたダニのような虫に」寄生されているように思えました。いろいろのサイトを探しても何だかわからないのでお尋ねする次第です。
よろしくお願いします。

園長:ひろしさん、こんにちは。
何やら美しい姿でこと切れているイモムシですね…。
これは、昆虫やダニなどの小動物に寄生されているのではなく、おそらく、菌類に侵されてしまったのではないかと思います。
もし、やがてキノコ状のもの(子実体)でもにょきにょき生えてきたら冬虫夏草の一種ということになるのでしょうが、今回の菌類はあまりそういう雰囲気はありませんね(広義の冬虫夏草の範囲には入るのかもしれませんが)。
このように、植物上の高いところに登って死んでいるのも、菌類に行動を制御され、胞子が拡散しやすい場所に誘導された可能性があると思います。


        回答にあった「冬虫夏草」の状態になっているかどうか?、きのう18日に確認に行ってみました。


その後の、あの虫   10.18   〃 ISO200  1/640,F6.4
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        白いカビのようなものは消えて、茶色っぽく変化していました。


似たような姿の虫も   〃   〃   1/1400,F6.4
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        近くに、同じように白いカビのようなもので覆われた虫がいました。
        この周辺には、このような姿にさせる菌類が飛んでいるようですね。

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by higirinikki2 | 2016-10-19 17:30 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ヒメカマキリモドキ   16.10.14

秋雨前線の停滞で続いた長雨の季節がおわったかなと思ったとたんに、涼しい秋になったようだ。
この4日連続の散策に。園内は、渡りの途中の小鳥の撮影で鳥撮りカメラマンでにぎわっている。
カメラを向けてみたが、遠くで小さすぎて撮れない。

さればと、虫探しに向かう途中に出会ったカメラお仲間から 「珍しい虫を撮影中のカメラマン氏から 『カマキリモドキ』 と教えられて撮ったのがこれ」、と画像を見せてもらった。
まさに、カマキリの鎌を持ったスズメバチのような虫だった。

「まだいるかも」 と所在を教えられて急行、いました! トイレの白壁の隅の撮影しにくい場所でした。なんとか撮ってみました。トリミングしたり、縦横回転しています。


ヒメカマキリモドキ   16.10.14   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/160,F5.6
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        ヒメカマキリモドキ

        アミメカゲロウ目 カマキリモドキ科
        •大きさ 8-14mm
        •時 期 6-9月
        •分 布 北海道・本州・四国・九州

        黄褐色で、茶褐色~暗褐色の紋や帯がある。前脚は、カマキリと同様、鎌のような形状。
        顔もカマキリに似ている。翅は透明。体色には個体変異がある。
        雑木林の林縁などで見られ、小昆虫を捕らえて食べる。灯火によく飛来する。
        幼虫は、エドコマチグモなどの卵嚢に寄生して育つ。
 (昆虫エクスプローラより借用)


〃 (左から)   〃   〃(trimming) 1/160,F5.6
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〃 (右から)   〃   〃(trimming) 1/160,F5.6
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〃 (回転)   〃   〃(trimming) 1/160,F5.6
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by higirinikki2 | 2016-10-14 17:52 | 舞岡公園の虫 | Comments(2)

■ クロコノマチョウの蛹と羽化   16.10.12

ようやく秋の青空、日向は以前のように熱い日に。

古民家裏の池のヨシにクロコノマチョウが産卵し、幼虫と蛹の姿は10月1日に紹介しました。
今日、行ってみると、その横のヨシの葉には3つの蛹がついていました。


クロコノマチョウ 蛹   16.10.12   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/70,F8
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        この3つは1週間前の4日も、この状態でした。
        左の2つは羽化した抜け殻、右の緑色の蛹はもうじき黒化して羽化するのではないでしょうか。


〃 羽化   10.7   〃 ISO800 1/105,F8
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        5日前の7日に、上のヨシのずっと奥で、羽化したばかりと思われる個体を見つけています。
        翅がピンと伸びていませんね。伸びると下の個体のようになります。


〃 成蝶   10.5   〃 ISO800 1/45,F7.1
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by higirinikki2 | 2016-10-12 18:28 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 最後のジャコウアゲハ幼虫   16.10.11

今日からはずっと晴れの日が続くはずだったのに、終日曇り空だった。4日ぶりの散策、先月末からずーっと観察を続けてきたジャコウアゲハの幼虫が1匹だけになった。

先月21日の記事では、「ジャコウアゲハ幼虫がいっぱい」だった。
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この時点では、ご覧のように食草ウマノスズクサの葉に群がっていた。

しかし、その後は、内心懸念していた通りに「ライバルが育つのを妨害するためか、成熟した幼虫は、食草の茎を咬み切ってしまう」習性がアダをなして、ウマノスズクサそのものがどんどん減っていってしまっていたのです。

その結末が以下の画像の経過です。


ジャコウアゲハ幼虫   16.10.4  FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/58,F8
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   10.5  〃   1/200,F4.5
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   10.7  〃   1/26,F8
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   10.11  〃   1/52,F8
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        とうとう最後の1匹になってしまっていた。
        すっかり他の幼虫の姿がみえなくなっていた。

        全部が蛹になり成蝶になったのならよいが、蛹は3体しかみつからないので、
        ほかの幼虫はどこに行ってしまったのだろうか。
        昆虫・蝶の愛好家が見るに見かねて、ほかのウマノスズクサに移したのだろうか。
        過剰個体は絶滅するのが自然の摂理であり、そのじゃまをする行為には反対なのだが。


〃 蛹(お菊虫)   〃  〃   1/38,F8
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        ちかくの木柵に3頭だけ、蛹がついている。
       この3頭だけが成蝶になれたとすれば、爆発的にジャコウアゲハが増えた、という事態にならずにすんだということになる。

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by higirinikki2 | 2016-10-11 21:17 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 毛虫 2種   16.10.9   (スジモンヒトリ、リンゴドクガ)

3連休の真ん中の日なのに朝からけっこう強い雨が降っている。義弟の一周忌法要で府中市まで行ってきた。明日は晴れてほしい。

最近出会った長い毛をした毛虫です。


スジモンヒトリ 幼虫   16.9.30   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/125,F8
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        この葉はアザミだったかな?
        「その筋の者が一人」なんていう風に聞こえる、ちょっとアブナイ虫?

        過去記事  スジモンヒトリ


リンゴドクガ 幼虫   16.10.4   〃 ISO400 1/50,F6.4
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        上から落ちてきたのだろうか、木柵の上を歩いていた。
        愛嬌のある顔、かわいい尻尾。食害するドクガとあっては、かわいいなぞといってはいけないか。
        新旧ブログ、11年間で初見でした。

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by higirinikki2 | 2016-10-09 17:57 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ヒヨドリバナにきたハナアブ3種   16.10.8   (オオハナアブ、シマハナアブ、キゴシハナアブ)

また雨空に戻ってしまった。2階の孫娘の幼稚園運動会があさってに順延されてしまった。

里山ではヒヨドリバナの白い花が全開になっている。いろいろの虫がやって来るが、小谷戸の里の炭焼き小屋の前の株にいたハナアブたちです。


オオハナアブ   16.10.5   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/500,F4.5
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シマハナアブ   〃   〃   1/640,F4.5
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キゴシハナアブ   〃   〃   1/1000,F4.5
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   おまけ  アブに似ていますが、ハエの仲間です。

ヨコジマオオハリバエ   〃   〃   1/500,F4.5
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by higirinikki2 | 2016-10-08 17:35 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ アキアカネ   16.10.3

きのうの疲れに今朝の早朝歩きが加わって、疲労困憊?といった調子なので、ゆっくりと休養日にした。

秋たけなわとはいかないが、田んぼの周辺ではアカトンボが飛んでいる。飛んでいるところを撮影するのは難しいので、とまっているところを「そっと」接近して撮影した。


アキアカネ ♂?   16.9.30   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当)(trimming) ISO800 1/70,F8
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        クロコノマチョウ蛹を撮影していると、隣の葭の葉に真っ赤なアカトンボがとまった。
        腹部の模様が見えないが、これほど真っ赤になるのはアキアカネだろう。


〃 ♀   〃   〃   1/850,F8
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        小学生田んぼの稲刈り中、杭にとまっていた。

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        ススキの葉にとまっているところ。
        この2頭は間違いなく♀でしょう。

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by higirinikki2 | 2016-10-03 18:12 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)