カテゴリ:舞岡公園の虫( 208 )

■ リュウノウギクとヤクシソウ と 十六夜ムーン   16.11.15

生暖かい曇り空から午後になって日差しも出てきた。「いざよいムーン」は、雲に隠されているようだ。
この記事を掲載後の午後7時過ぎ、雲が切れて月が顔をのぞかせてきました。三脚を据えて撮影してみましたが、比較する物がないと大きさはわからないですね。


小谷戸の里・事務所前の花壇ではリュウノウギクとヤクシソウがいつまでも満開の花をつけている。
おとといの暖かな陽光に誘われた蝶や蜂が、吸蜜に来ていた。


リュウノウギクとヤクシソウ   16.11.8   FUJIFILM XQ2 6.4-25.6mm ISO400 1/640,FS4.6
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        リュウノウギクは、いつもの場所から移植されて勢いよく繁殖したようです。
        ヤクシソウも、この里の中で株を増やしているようで、黄色い花が目につく。


リュウノウギクとキタテハ   11.13   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/320,FS8
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        明るいオレンジ色が鮮やかな「秋型」のキタテハが、多くの場所で目につく。


〃 とモンシロチョウ
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        かなり傷んだ翅をしている。越冬はできないだろうが、「いつまでも元気でな!」


ヤクシソウとキタキチョウ
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        黄色い花に黄色い蝶。この蝶の姿もあちこちで見かけた。


〃 とセイヨウミツバチ
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        残り少ない蜜源を求めて飛んでいる姿はいじらしいです。



十六夜ムーン   11.15 19:24   FUJIFILM X-S1 24-624mm() ISO1600 1/7,F11
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        全体に薄い雲がかかっていて、時折り雲が切れて月光が輝く。
        月を撮るのは初めて、これで撮れているのかな?

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by higirinikki2 | 2016-11-15 18:30 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ シジミチョウ 3種   16.11.13   (ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ)

「大春日和」と冗談を言いたいくらいに暑い日に。浮かれて、いろいろの蝶が姿を見せていた。

その中から「シジミチョウ 3種」です。


ウラギンシジミ   16.11.13   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/58,F8
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        越冬態勢にいるのかなと思わせる位置に2頭がとまっていた。
        新鮮な姿だったので、寒さに向かうこれから、どう過ごしていくのか関心ふかい。

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        歩き始めたばかりの駐車場で、ピューと飛んで来て車の屋根にとまった。
        ちょっと傷んだ姿をしている。越冬するには前途が長いかな?


ムラサキシジミ   〃   〃   1/450,F8
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        チラッと紫色を見せて、ヒイラギナンテンの葉にとまった。すぐに開翅してくれた。

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        まだ擦れていない新鮮個体だ。集団越冬するのは、ずっと先のことだろう。


ヤマトシジミ   〃   〃   1/850,F8
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        先輩「虫撮りカメラマン」さんから、所在を教えられた。
        交尾しているところは初めて、それも産卵・食草のカタバミとあって絵になるシーンだ。

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by higirinikki2 | 2016-11-13 18:19 | 舞岡公園の虫 | Comments(2)

■ ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの幼虫   16.11.11

お昼頃までかなり強く降り続いた雨が上がった午後一、もと勤めていた会社の戸塚駅利用者でつくった「戸塚会」の集まりが駅前居酒屋であった。6人全員が70歳を超えた集まりなので、話題は入院体験や服薬品など健康に関することが中心。こうして集まって酒酌み交わすのが大事、だからこそ、またの再会までの健勝を祈るや切。

里山ではエノキの葉はまだ緑でついている。エノキの葉を食草としているゴマダラチョウとアカボシゴマダラの幼虫、いずれ落ち葉の陰や枝の又で越冬することになる。
両者の識別ポイントは、下に黄色い字で示したことに尽きます。


ゴマダラチョウ 幼虫   16.11.8   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/14,F8
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        ゴマダラチョウ=背中の突起が3つで尾端は開く。


アカボシゴマダラ 幼虫   11.3   〃   1/80,F5
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        アカボシゴマダラ=背中の突起が4つで上から3つ目が大きく、尾端は閉じる。


        記事掲載後に気づいたのですが、アカボシゴマダラの幼虫、
        体の下に抜け殻のような白い繊維状のものが見えます。
        これは、いったい何なのでしょうか?  
        これは、どうやら脱皮殻のようです。古い頭部は下に落下して写っていなかったようです。
        知っていれば探したものを。後の祭り、です。
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by higirinikki2 | 2016-11-11 20:06 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 雨のクサグモの網   16.10.29

小雨が時々落ちてはきたが、それほどの冷え込みではなかったので、4日ぶりに散策。
ヒイラギモクセイの垣根に、雨粒の光るクサグモの棚網がいくつも見える。網のあるじは?と見れば獲物がかかるのを待っていた。
雨に濡れた網は粘着力はおちないのだろうか?→もともと粘着性はないようで、網におちてきたところを即座に襲い掛かるらしいです。


クサグモ 1   16.10.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/85,F5
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        網の中央で全身を見せていた。獲物がかかったら、すぐ捕まえようというのだろう。
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        田仲義弘様のコメントをいただいたので、画像を拡大してみました。
        何か米粒のようなものがついているな、と思いましたが、寄生蜂の幼虫なのですね。
        さすが、専門の方の目の付け所は違いますね。
(10.30 追記)


クサグモ 2   〃  〃    1/75,105
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        こちらは少し引っ込んで管状住居の入り口付近で待ち構えている。


    再掲です

クサグモ   15.6.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/80,F8
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        ヒイラギモクセイの垣、葉と葉のあいだのいたる所にクモの巣 (棚網と管状住居) が張られている。
        トンネル状に絞られている奥にクモが顔を出している。フーと息を吹きかけるとスッと潜り込む。

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by higirinikki2 | 2016-10-29 17:56 | 舞岡公園の虫 | Comments(2)

■ 蟻とアブラムシの「共生」   16.10.26

また暑い日に戻った。戸塚駅周辺の用事で出かけたら、上着のいらない暖かな風が吹いていた。

畦道の赤くなったタコノアシを撮影しようと覗き込んだら、数匹の大きな黒い蟻が動き回っていた。
小さくて肉眼ではよく見えないが、びっしりとついたアブラムシから甘露を貰っているようだった。
蟻は、アブラムシをテントウムシなどから守ってやるかわりに、甘露を貰っているのだ。この両者の関係を「共生」という。

というのは、生物学の初歩中の初歩のことらしい。
学生時代、「生物」という科目をしっかり勉強しなかった私が、こんなブログで偉そうなことを言って(書いて)いるのが、なんとも不思議なことなのですが。


クロヤマアリとアブラムシ   16.10.25   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/1000,F4.5
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by higirinikki2 | 2016-10-26 17:40 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ クロコノマチョウの蛹と羽化(2)   16.10.23

また秋の空に戻った。晴れた日の虫や鳥の動きを期待して散策に。小谷戸の里では脱穀作業で賑やかだった。

古民家裏手の池で観察を続けていたクロコノマチョウの蛹から羽化したばかりと思われる蝶がとまっていた。


クロコノマチョウ   16.10.23   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO640 1/100,F8
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        しっかり翅がピンと伸びていた。
        羽化して時間は経っているyぷです。
        その下に3つの蛹の抜け殻が見えますか?最下段の写真では右端の透明なのが、この蝶の抜けたものです。


きのうの蛹   10.22   〃    ISO1600 1/125,F8
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        きのうの姿、右端の蛹が黒くなっていたので、「そろそろかな?」と思いました。


11日前の蛹   10.12   〃    ISO400 1/80,F8
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        気がついた時の状態、綺麗な緑色をしていました。 この日の記事もご覧ください。
        左の2つは、すでに抜け殻になっていました。

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by higirinikki2 | 2016-10-23 19:03 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ホシホウジャク   16.10.22

今にも降ってきそうな曇り空に、「〇心と秋の空」とはよく言ったものです。

なんとなく足がだるい(足踏み脱穀のせい?)が散策に。園内にいっぱい生えているアザミの花にやってくるホシホウジャクの撮影に挑戦するも、敗北かな?


ホシホウジャク   16.10.22   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/500,F5.6
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by higirinikki2 | 2016-10-22 18:09 | 舞岡公園の虫 | Comments(2)

■ 菌類に寄生された幼虫   16.10.19

すこし雲がかかっているが、10月半ばらしい気温で気持ち良い日でした。

12日の散策で出会った不思議な姿をした虫についての話です。


イノコヅチの果実にしがみつくようにしている蛾の幼虫   16.10.12   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/58,F8
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        この不思議な姿をした虫について、どうにも調べかつかなかったので、
        「昆虫ブログ むし探検広場」に投稿、質問をしました。

        幸運にも回答記事が17日付で掲載されました。
        その質問と回答のやりとりを、「昆虫ブログ むし探検広場」管理者様のご了解をいただきそのまま転載いたします。

from ひろしさん

こんにちは!いつも楽しく、しかし勉強になるなと思いながら拝見しています。
今日、イノコヅチの果実にしがみつくようにしている蛾の幼虫と思われる虫に出会いました。
3年前に、「コマユバチに寄生されたタケカレハ」に出会ったことがあるのですが、今日のこれは「毛の生えたダニのような虫に」寄生されているように思えました。いろいろのサイトを探しても何だかわからないのでお尋ねする次第です。
よろしくお願いします。

園長:ひろしさん、こんにちは。
何やら美しい姿でこと切れているイモムシですね…。
これは、昆虫やダニなどの小動物に寄生されているのではなく、おそらく、菌類に侵されてしまったのではないかと思います。
もし、やがてキノコ状のもの(子実体)でもにょきにょき生えてきたら冬虫夏草の一種ということになるのでしょうが、今回の菌類はあまりそういう雰囲気はありませんね(広義の冬虫夏草の範囲には入るのかもしれませんが)。
このように、植物上の高いところに登って死んでいるのも、菌類に行動を制御され、胞子が拡散しやすい場所に誘導された可能性があると思います。


        回答にあった「冬虫夏草」の状態になっているかどうか?、きのう18日に確認に行ってみました。


その後の、あの虫   10.18   〃 ISO200  1/640,F6.4
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        白いカビのようなものは消えて、茶色っぽく変化していました。


似たような姿の虫も   〃   〃   1/1400,F6.4
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        近くに、同じように白いカビのようなもので覆われた虫がいました。
        この周辺には、このような姿にさせる菌類が飛んでいるようですね。

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by higirinikki2 | 2016-10-19 17:30 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ヒメカマキリモドキ   16.10.14

秋雨前線の停滞で続いた長雨の季節がおわったかなと思ったとたんに、涼しい秋になったようだ。
この4日連続の散策に。園内は、渡りの途中の小鳥の撮影で鳥撮りカメラマンでにぎわっている。
カメラを向けてみたが、遠くで小さすぎて撮れない。

さればと、虫探しに向かう途中に出会ったカメラお仲間から 「珍しい虫を撮影中のカメラマン氏から 『カマキリモドキ』 と教えられて撮ったのがこれ」、と画像を見せてもらった。
まさに、カマキリの鎌を持ったスズメバチのような虫だった。

「まだいるかも」 と所在を教えられて急行、いました! トイレの白壁の隅の撮影しにくい場所でした。なんとか撮ってみました。トリミングしたり、縦横回転しています。


ヒメカマキリモドキ   16.10.14   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/160,F5.6
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        ヒメカマキリモドキ

        アミメカゲロウ目 カマキリモドキ科
        •大きさ 8-14mm
        •時 期 6-9月
        •分 布 北海道・本州・四国・九州

        黄褐色で、茶褐色~暗褐色の紋や帯がある。前脚は、カマキリと同様、鎌のような形状。
        顔もカマキリに似ている。翅は透明。体色には個体変異がある。
        雑木林の林縁などで見られ、小昆虫を捕らえて食べる。灯火によく飛来する。
        幼虫は、エドコマチグモなどの卵嚢に寄生して育つ。
 (昆虫エクスプローラより借用)


〃 (左から)   〃   〃(trimming) 1/160,F5.6
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〃 (右から)   〃   〃(trimming) 1/160,F5.6
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〃 (回転)   〃   〃(trimming) 1/160,F5.6
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by higirinikki2 | 2016-10-14 17:52 | 舞岡公園の虫 | Comments(2)

■ クロコノマチョウの蛹と羽化   16.10.12

ようやく秋の青空、日向は以前のように熱い日に。

古民家裏の池のヨシにクロコノマチョウが産卵し、幼虫と蛹の姿は10月1日に紹介しました。
今日、行ってみると、その横のヨシの葉には3つの蛹がついていました。


クロコノマチョウ 蛹   16.10.12   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/70,F8
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        この3つは1週間前の4日も、この状態でした。
        左の2つは羽化した抜け殻、右の緑色の蛹はもうじき黒化して羽化するのではないでしょうか。


〃 羽化   10.7   〃 ISO800 1/105,F8
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        5日前の7日に、上のヨシのずっと奥で、羽化したばかりと思われる個体を見つけています。
        翅がピンと伸びていませんね。伸びると下の個体のようになります。


〃 成蝶   10.5   〃 ISO800 1/45,F7.1
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by higirinikki2 | 2016-10-12 18:28 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)