カテゴリ:舞岡公園の虫( 297 )

■ クサグモ   17.10.17

今日も冷たい雨が降りしきる冬のような日が続いている。午前中、「衆院選挙期日前投票」に行ってきた。夕方近くなって雨が上がったようだ。

ヒイラギなどの葉にはクサグモの棚網がいっぱい、雨粒をつけて白く光っている。ジョロウグモと同じように写真がいっぱいあったので、トンネル状の網の前で獲物がかかるのを待っている姿を集めてみました。


クサグモ ♀?   17.10.9   Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm ISO400 1/125,F8
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        蜘蛛の雌雄を見分けるには、左右4本ずつある肢の他に、昆虫では触覚に相当する「触肢」が各1本あって、
        その先端に黒く丸くなった部分があれば雄、なければ雌ということのようです。
        この個体の触肢の先は、はっきりとはしないのですが黒い丸はないようですので雌とします。


〃 ?   〃   〃 ISO400 1/200,F8
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        性別不明ですが、上から見ると複眼や腹部紋様がよくわかります。


〃 ♂?   10.11   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/200,F8
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        この個体の触肢の先端は黒く見えるので雄とします。


〃 ♀?   〃   〃  ISO800 1/1600,F8
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        この個体の触肢には黒い部分が見えないので雌とします。
        興味深いのは、手前に長い肢のようなものが見えることです。
        ザトウムシのような、あるいはイソウロウグモのような。
        これだ、と断定できる知識がないのが癪です。

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by higirinikki2 | 2017-10-17 18:43 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ キタキチョウ(夏型)の求愛行動?   17.10.16

完全に冬の様相を呈している里山。篠突く雨の中の早朝歩きは辛いものがある。

稲刈り前の田んぼの周辺を数頭のキタキチョウが飛んでいた。その内の2頭が絡み合うように飛んでいたので、もしや交尾に至るかもしれないと追いかけた。
しかし、交尾は成立しなかった。どちらが雌か雄か、「交尾拒否姿勢」をとったのかどうか、知識が薄いのでたいした報告記事にはなりませんね。下手な写真と笑ってください。


飛翔するキタキチョウ   17.10.11   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/320,F8
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e0339873_17565679.jpg
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by higirinikki2 | 2017-10-16 18:05 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ジョロウグモが捕獲した虫たち   17.10.14

いちだんと気温が下がって、夏の陽気に慣れた体には一気に冬が来たような寒さを感じる。ウォーキンググループ「悠々会」の予定が、また1週間順延された。その日は先約があって参加できない。まるで梅雨のように雨の日が続くという予報だ。

この半月ほどの画像を整理してみると、ジョロウグモの出現率が非常に高い。そこで、数あるシーンの中から、獲物を捕獲したところを集めて紹介することにしました。


ジョロウグモが捕獲した虫 チャバネアオカメムシ   17.9.29   FUJIFILM X-S124-624mm(相当) ISO400 1/100,F8
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キイロスズメバチ?   9.30   〃  ISO800 1/250,F8
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アオマツムシ?   〃   〃  ISO800 1/160,F8
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ツクツクボウシ   〃   〃  ISO800 1/100,F9
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   10.6   〃  ISO800 1/40,F8
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イタドリハムシ   10.12   〃  ISO400 1/70,F8
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バッタの一種   10.6   〃  ISO800 1/40,F8
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        多くの画像で、獲物のすぐ近くに小さな♂がいることにお気づきでしょうか?
        獲物自体が目的でおこぼれ頂戴を狙っているのか、
        そうではなく食事に集中している♀の隙を狙って交接しようと待ち構えているのか。
        さて真相は?


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by higirinikki2 | 2017-10-14 17:19 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 蜘蛛 3種   17.10.11   (ジョロウグモ、アオオビハエトリ、チュウガタシロカネグモ)

秋ではなく蒸し暑い夏の陽気に。大きいカメラに一脚つけて鳥狙いの散策。

新カメラによる画像第3弾は、おとといの散策で出会った蜘蛛たちです。


ジョロウグモ   17.10.9   CANON PowerShot G7X 8.8-36.8mm ISO640 1/400,F8
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        里山の草木の空間、いたる所に大きなジョロウグモ♀が網を張っている。
        繁殖期なのだろう、真っ赤に膨れた腹が見事です。


アオオビハエトリ   〃   〃(trimming) ISO640 1/500,F8
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        木柵の上で一番前の両肢を上げています。触覚と見せかけて蟻に擬態しているのだそうです。
        陽ざしが強く影がきついので見えづらいですが、「両腕万歳」の影が写っていますね。

        お勧め過去記事  ■ 蜘蛛合戦?求愛行動? アオオビハエトリ   16.5.20


チュウガタシロカネグモ   〃   〃  ISO400 1/800,F5.6
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        古民家の軒先に網を張っています。
        普段は背中を見せない位置にいるのですが、こんな開けた空間なので横から撮れました。

   
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by higirinikki2 | 2017-10-11 18:18 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 木柵にいた虫 3種   17.10.10   (トビナナフシ、カマキリ、ナミテントウ)

10月半ばになろうかというのに暑い日、8月初めに施術した術後2カ月検診で病院に行く。順調に推移しているようで次は3か月後。

きのうの新カメラによる画像第2弾は「木柵の上にいた虫」たちです。名前を忘れたり、面白表現したり、新顔だったり、けっこうおもしろかったです。


トビナナフシ   17.10.10   CANON PowerShot G7X 8.8-36.8mm ISO400 1/13,F8
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        「短い翅があるな」と思っただけで種名はわからなかった。
        当ブログの過去記事を検索して思い出しました。        ■ トビナナフシ   16.12.13

        正面顔が剽軽に見えるのです。
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        ね? 剽軽顔といえば、次のカマキリもそうです。


カマキリの一種   〃   〃 1/20,F8
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        ヒトにはきょとんとした顔に見えますが、睨まれた虫にとっては怖い顔なのでしょうね。


ナミテントウ 幼虫   〃   〃 1/25,F4.5
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        こちらは出会った記憶が湧いてきませんでした。
        帰宅後の探索もちょっと手古摺りましたが、ナナホシテントウ幼虫に似ているな、という感じから見つかりました。
      
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by higirinikki2 | 2017-10-10 18:20 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ クサグモ 交接?   17.10.7

明け方まで大雨が降っていた3連休初日。運動会日和でなく延期した学校・幼稚園が多いことだろう。

最近の散策では、各種のクモの生態が面白く、つい目が行く。
とくに、ヒイラギの垣根などに棚状の網を張るクサグモは、穴の前に陣取っているところに息を吹きかけると慌てて穴に引っ込むのがおもしろい。
きのう、この穴を覗き込んだところ、写真のような姿が見えた。


クサグモ   17.10.6   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/160,F10
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        はっきりとした位置関係がわかりませんが、1頭だけではないのは確かですね。
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        2頭いるように見えますが、どうなっているのか?
        クサグモの交接を説明、写真表示した資料がみつからないので、「クサグモの交接?」としておきます。


〃 ♂?
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        この後、息を吹きかけると慌てて飛び出てきた個体です。
        触肢の先が丸くなって見えるので、♂かな?
        巣穴を覗き込んでみたのですが、何も見えません。もし♀がいたとすれば巣穴の奥に隠れたのでしょうか?

        この巣穴がどうなるか観察を続けてみようと思います。
        もし、あの白い立方体の卵嚢が見つかればおもしろいのですが。
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by higirinikki2 | 2017-10-07 19:24 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ 稲刈りの合い間に   17.10.5   (ツマグロヒョウモン、カラスアゲハ、ヒメクロホウジャク)

寒気がやってきて本格的に寒い秋になりつつある。

1日の稲刈りの日、始まる前と合い間にコンデジ片手に虫探し。


ツマグロヒョウモン   17.10.1   FUJIFILM XQ2 6.4-25.6mm ISO400 1/800,F4.9
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        アザミの花に雌雄のツマグロヒョウモンが飛び回っていました。


カラスアゲハ   〃   〃 ISO400 1/320,F2.5
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        小谷戸の里の細い流れの縁のクサギの花に黒いアゲハがやってきました。


ヒメクロホウジャク   〃   〃 ISO400 1/250,F4
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        こちらのアザミにはヒメクロホウジャクが。忙しく動くので写しとめるのがむずかしい。


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by higirinikki2 | 2017-10-05 19:56 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ビロードハマキ   17.10.2

晴れの日はおわって終日うす曇りの日に。きのうの稲刈りと早朝歩きで疲れが溜まって、昼寝と読書の1日にした。

29日の散策は収穫が多かった。中で、「今年はビロードハマキが多いね」というカメラマンの声もあるように、羽化直後と思われる新鮮個体と、まさかのジョロウグモの餌食になった個体まで出会ってしまった。


ビロードハマキ   17.9.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/30,F8
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        ご覧の位置にいました。虫撮りカメラマン以外の散歩する人には案外気づかれにくいかもしれません。


ジョロウグモの餌食に   〃   〃  ISO400 1/160,F8
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        滅多に見られないビロードハマキがジョロウグモの網にかかっている。
        「なんで、網にかかるような飛び方をするのかな?」と思う。


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by higirinikki2 | 2017-10-02 18:03 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ウラナミシジミがやってきた   17.9.29

爽やかな秋の気候に。大勢の鳥待ちカメラマンが集まった丘の上に早めに行ったが、皆あちこちに視線を向けていて目指す鳥はいないようだった。

4日ぶりに行ったミゾソバの群落に、西からやって来る蝶「ウラナミシジミ」の姿を見つけることができました。


ミゾソバ群落のある木道脇   17.9.29   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/480,F8
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        木道の左側にミゾソバが沢山咲いている。

「ウラナミシジミ」は、もともと熱帯・亜熱帯に分布するが、移動性が高いチョウで、春から秋にかけて温帯域に分布を広げ、冬には寒さのため死滅するというサイクルを繰り返している。日本でも西日本の温暖な地域では1年中見られるが、東日本では夏から秋にかけてが多く、冬から春にはあまり見られない。

という習性を持つウラナミシジミは、ここ舞岡には毎年9月末に姿を見せる。これから繁殖するには冬の寒さを堪えることができないので、こうして9月末になると西からやってくるのを待つことになるわけです。


ウラナミシジミ   〃   〃 1/800,F8
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〃 ♂ ?
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〃 ♀ ?
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by higirinikki2 | 2017-09-29 17:44 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)

■ ジョロウグモの交接   17.9.23

昨夜の豪雨が上がって「秋のお彼岸」で浅草の菩提寺の葉参りに行ってきた。浅草寺は中国人観光客で賑やか、あの旅行のいやな思い出が蘇り早々に帰ってきました。

秋の里山では各種の蜘蛛を見る。特に、ジョロウグモのペアが目立つ。交接のシーンを追いかけてみました。


ジョロウグモのペア 1   17.9.22   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO800 1/500,F8
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        田んぼのネットを使って網を張っている雌。すぐ上に、大きな雄がいた。


〃 2
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        こちらのペアの雄は小さい。あまり小さいと雌の隙をついて交接するチャンスは少ないだろう。


〃 3
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        こちらの雄は立派な大きさだ。
        逆様になっている頭の先、黒い丸い箇所が「触肢」と呼ばれる、昆虫で触覚に相当する器官です。
        雌に抱きつくことができた雄は、この触肢に自分の精子を溜めて、さらに雌の腹部にある生殖口に移します。
        この動作は「交尾」ではなく「交接」と呼ぶそうです。



交接するペア 1
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        右上に雌が脱皮した抜け殻が見える。
        雄が抱きつくチャンスは、このように雌が脱皮した直後がもっとも多いとのこと。
        もし失敗すると雌の餌食になってしまうのですから。
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        この雄は見事な大きさで、見事に抱きつきに成功しました。
        残念なことに触肢が自分の肢に隠されて見えません。


〃 2
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        触肢が届いていませんね。撮影チャンスを待ちきれずに私が離れてしまった。


〃 3
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        触肢が生殖口に差し込まれているように見えないこともない。


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by higirinikki2 | 2017-09-23 20:02 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)