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■ ホタル 3種   17.6.16   (オバボタル、ムネクリイロボタル、クロマドボタル)

すこし蒸し暑い日に。涼しい風の下の散策はよいが、草葉が揺れて撮影には邪魔だ。シャッターを押す時だけ静まってくれるといいのだが。

夜に光るホタルを昼間みつけるのは難しく、今年はまだ出会っていない。今日のクロマドボタルとの出会いで、昼行性のホタル3種を紹介できることになった。
生態の説明については、東京にそだつホタルより引用させていただきました。


オバボタル   17.6.1    FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO1600 1/400,F8
■ ホタル 3種   17.6.16   (オバボタル、ムネクリイロボタル、クロマドボタル)_e0339873_18231586.jpg
        体 長:オス 約 8ミリ、メス 約 10ミリ / 分 布:本州、四国、九州
        オバボタルは低山地の里山等に生息し、昼間に活動する。
        幼虫は陸生で雑木林の朽ち木の下等で生活し、ミミズなどを食べている。
        成虫は7月頃に発生する。
        前胸背板はヘイケボタルの模様に似ているが、触覚が発達しフェロモンによる配偶行動である。
        発光器があり、羽化直後はよく発光するが、その後はほとんど光ることはない。


ムネクリイロボタル   6.2    〃 1/160,F8
■ ホタル 3種   17.6.16   (オバボタル、ムネクリイロボタル、クロマドボタル)_e0339873_18231565.jpg
        体 長:オス 約 6ミリ、メス 約 7ミリ / 分 布:本州、四国、九州
        ムネクリイロボタルは低山地の里山等に生息する。
        幼虫は陸上で生活し、オカチョウジガイ等をたべている。
        成虫は7月頃に発生し、複眼は小さく、触覚が発達している。オスの触覚はくしひげ状になっている。
        発光器は第7節に1対ある。


クロマドボタル   6.16    〃 1/125,F8
■ ホタル 3種   17.6.16   (オバボタル、ムネクリイロボタル、クロマドボタル)_e0339873_18231541.jpg
        体 長:オス 約 10ミリ、メス 約 15ミリ / 分 布:本州、四国、九州
        クロマドボタルは低山地の里山等に生息し、幼虫は陸上で生活する。
        成虫は6月下旬頃に発生する。オスは、黒色で前胸背板の前縁に透明な窓があり、
        メスは淡黄色で翅が退化している。
        配偶行動はフェロモンによるが、オスの成虫は夜間に発光することが観察されている。
        幼虫は、冬季を除いてよく発光する。
        また幼虫は各節の紋にいくつかの型があり、地域によってある程度の特徴を持っているようである。


by higirinikki2 | 2017-06-16 21:25 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)
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