■ ススキの花   16.10.21

乾いた涼しい風が吹いて、ようやく秋らしい気候になった。午前中、戸塚区主催の谷戸見学会の案内をしました。去年は小雨が降っていたのですが、今日は参加した皆さんも気持ち良い散策ができたことと思います。

園内のところどころにススキの群落があって、すでに白くなった穂が風に揺れていました。
10日ほど前には「花」が開いていました。


ススキ   16.10.11   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/480,F5
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        穂が伸びて開きかけた状態です。
        隣の穂では花が咲いていました。

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        ススキは「イネ科」に属しています。
        同じイネ科の稲の花と同じ構造、受粉の仕組みをしているようです。

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        どちらの画像ともに共通して見えます。


        1.よく似た姿のオギ・ススキ・ヨシの中で、芒(のぎ)があるのはススキだけですが、
          この写真では、芒が見えますからススキということになります。

        2.穂から垂れ下がっている米粒状のものの内、黄色いのは雄しべの先端の葯です。
          ひとつの花に、3個の葯があります。
          
        3.赤紫色のブラシ状のものもありますが、これは雌しべの先端の柱頭だと思います。

        4.稲では、雌蕊への受粉が済んだ花の殻は閉じて、雄蕊を外に締め出します。
          受粉した後は柱頭も葯も用済みで、あとは子房だけ残っていればよいということなのでしょうか。
          よく見ると、同じことがこのススキでも行われていることがわかります。

        こんなに丁寧に花を見、観察したのは初めてですが、見事な仕組みになっているものだなと感心しました。

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by higirinikki2 | 2016-10-21 18:20 | 舞岡公園の草木 | Comments(0)
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