■ 菌類に寄生された幼虫   16.10.19

すこし雲がかかっているが、10月半ばらしい気温で気持ち良い日でした。

12日の散策で出会った不思議な姿をした虫についての話です。


イノコヅチの果実にしがみつくようにしている蛾の幼虫   16.10.12   FUJIFILM X-S1 24-624mm(相当) ISO400 1/58,F8
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        この不思議な姿をした虫について、どうにも調べかつかなかったので、
        「昆虫ブログ むし探検広場」に投稿、質問をしました。

        幸運にも回答記事が17日付で掲載されました。
        その質問と回答のやりとりを、「昆虫ブログ むし探検広場」管理者様のご了解をいただきそのまま転載いたします。

from ひろしさん

こんにちは!いつも楽しく、しかし勉強になるなと思いながら拝見しています。
今日、イノコヅチの果実にしがみつくようにしている蛾の幼虫と思われる虫に出会いました。
3年前に、「コマユバチに寄生されたタケカレハ」に出会ったことがあるのですが、今日のこれは「毛の生えたダニのような虫に」寄生されているように思えました。いろいろのサイトを探しても何だかわからないのでお尋ねする次第です。
よろしくお願いします。

園長:ひろしさん、こんにちは。
何やら美しい姿でこと切れているイモムシですね…。
これは、昆虫やダニなどの小動物に寄生されているのではなく、おそらく、菌類に侵されてしまったのではないかと思います。
もし、やがてキノコ状のもの(子実体)でもにょきにょき生えてきたら冬虫夏草の一種ということになるのでしょうが、今回の菌類はあまりそういう雰囲気はありませんね(広義の冬虫夏草の範囲には入るのかもしれませんが)。
このように、植物上の高いところに登って死んでいるのも、菌類に行動を制御され、胞子が拡散しやすい場所に誘導された可能性があると思います。


        回答にあった「冬虫夏草」の状態になっているかどうか?、きのう18日に確認に行ってみました。


その後の、あの虫   10.18   〃 ISO200  1/640,F6.4
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        白いカビのようなものは消えて、茶色っぽく変化していました。


似たような姿の虫も   〃   〃   1/1400,F6.4
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        近くに、同じように白いカビのようなもので覆われた虫がいました。
        この周辺には、このような姿にさせる菌類が飛んでいるようですね。

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by higirinikki2 | 2016-10-19 17:30 | 舞岡公園の虫 | Comments(0)
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